2008年7月16日水曜日

080715 「蕗を採るんだったら6月20日がいいの。それより前だと柔らかすぎてダメだし、6月末になったらもう固くてやっぱりだめなンだ。茎が青々としてて、根元を刈ったらさーっと水が出てくるようなのがいい蕗なンだ」

そう、地元のばーちゃんに教えてもらっていたけれど、最近はとんと蕗採りからご無沙汰の私。
理由は美味しい青蕗が少なくなっていることと、6月20日が何だか忙しい日に当たってしまう事が多かったこと、などなど…。

茎の青い、水が滴るような「いい蕗」は、きれいな川の側に群生している。
道路脇にたくさん生えている大きな蕗は、「おかぶき」とか「赤蕗」とか呼ばれていて、食べられない事は無いけれど、虫が食っていることが多く、あまりよろしくない。

川の側の青い蕗は、大きいものは背丈近くまであり、すらりと美しく、見るからに美味しそう。
でも以前よく採りに行っていた川のほとりの蕗は、乱獲が進んで、みんな「赤蕗」になってしまった。
今度採りに行く時には、新しい群生地を探さなくてはならない。そんなこともあって、ここ何年も蕗採りから遠ざかっていた。

しかし、今年は何としても蕗を採りたい!

というのは、「アンゼリカ」を作りたかったからだ。
アンゼリカというのは、蕗を砂糖で甘く煮詰めて、グラニュー糖をまぶした蕗菓子のこと。
これを細かく切ってパウンドケーキに入れたら美味しいだろうなぁ!

そう思いながらも、今年もまた日々の忙しさにくじけて、なかなか蕗採りに行けずにいた。

蕗採りにいきたぁ~い!と言いながら、6月20日をすっかり過ぎたカレンダーを眺めつつ諦めモードになっていたら…
魚釣りに行ったスタッフが、ついでに蕗をお土産に採ってきてくれた!
ばんざい!

0807153 早速アンゼリカを作ってみた。
ことこと煮詰めて、蕗の香りがキッチンいっぱい。
ことこと煮詰めて、驚くほど細くなってしまった蕗をバットにあげて、グラニュー糖をまぶすと、アンゼリカの完成。

初めての自家製アンゼリカは、口に含むと野生の蕗の香りがいっぱいに広がって、もうちょっと…あとちょっとだけ…と止まらなくなってしまった。

さてさて、これで焼くパウンドケーキやいかに。

今からワクワクの私です。

さなえ
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