長い冬休みが終わり、久しぶりに学校も始まり、いつもの日常が戻ってきたにどむの里。
数年ぶりの雪の多い冬に、1月は除雪・雪かき・また除雪…と、雪にまみれてあっという間に終わりそう☆
雪まみれの冬休みに、家族で映画を観にいった。
『WALL・E ウォーリー』 www.disney.co.jp/movies/wall-e
家族そろって映画を観るなんて初めてのことだ。
29世紀、人間が宇宙へと脱出した後の荒れ果てた地球で、たったひとりで黙々とゴミを片付けるゴミ処理ロボット・ウォーリー。そんなウォーリーが、小さな靴から生えた小さなオリーブの苗を発見したところから、再び地球に命が宿るステキな物語。
去年、私たちは屈斜路湖の周りの伐採された森の跡に、何度も足を運んだ。
手当たり次第になぎ倒された木々、痛々しい地肌、その間を縫うように走る、荒々しいジープの跡、そして鳥の声も動物の声もしない、静まり返った大地…
ほんの少しのお金のために犠牲になった森の面積は、想像以上に広大だ。
森の跡地に立つと、自分の無力さを思い知る。
でもウォーリーは、広大なゴミだらけの地球を、たった一人で来る日も来る日も700年、毎日せっせとゴミ片付けをしていた。それも、ハナウタを歌いながら(…タブン)。
だから、きっと私たちにも何か出来ることがあるはず。
ウォーリーを観た子ども達と、古い靴に種を植えた。
北海道から沖縄まで、走った靴。我が家に届いた思い出いっぱいの靴。そんな古い靴に、種を植えた。
子ども達は実に楽しそう。
小さな3歳の子にも分かる、楽しいこと。
だから、私たちはここで木を植えることに決めた。
靴から芽吹いた小さな木の赤ちゃんがいつか大きく育ち、荒れ地が豊かな森となり、森と共に暮らす民がある。
そんな未来を思い描きながら。
昨日の夕方、子ども達を連れて久しぶりにコタンの共同浴場に行った。
男風呂と女風呂は、大きな壁で仕切られているけれど、上部は開いているから話し声は筒抜け。
男風呂で、大きな声の地元のおじさんと話すミチトの声が聞こえてくる。
後で聞いたら、「ウォーリーの家を始めたから、古い靴をちょうだいってお願いしたの」って言ってたそうだ。おじさんは、それはいいねぇ~今度遊びに行くから~って言ってくれたそうだ。
そんなわけで、私たちは今、古い靴を集めています。
靴と一緒に、ステキな「想い」も届けてくれたら嬉しいです。
<送り先>
〒088-3332 北海道川上郡弟子屈町札友内87-2
「ウォーリーの家」 木名瀬宛
TEL:015-482-2484
さなえ
www.wakka.biz/nidomu/
2009年1月26日月曜日
ウォーリーの家
2009年1月6日火曜日
年の初めの食卓に
あけましておめでとうございます!
今年もステキな一年になりますように…
雪のなかった年末のにどむの里は、寒々と悲しい風景だったけど、今はほんわか楽しい風景。
それと言うのも、雪がたっぷり降ったから~。
大晦日から新年1月3日まで、4日間の吹雪で積もった雪は約50センチ。野も山も白くなり、わくわくすることこの上なし。ありがとう、雪雲さん!
吹雪で始まった2009年。元旦の雪は吉兆、だからいいこといっぱいありそうな、一年の始まり。
さて、そんな年の初めの食卓は、いつもと同じお雑煮から。。。
北の大地の住民は、元をたどれば皆、全国各地からこの地へ入植してきた人たち。お雑煮も家や出身地によって違うのが当たり前で、「これが北海道のお雑煮」っていうものは無い。
それで我が家はどうなのか…って言うと、私の作るお雑煮は父の出身・新潟の味で、角餅・すまし仕立てのお雑煮。昆布とかつおの一番ダシに、細切りの大根・ニンジン・こんにゃく・ゴボウ、さいの目に切った鶏肉・里芋、それらをぐらぐらと煮立てないで静かに火を通す。味つけは塩と少々のお醤油だけ。仕上げに、なると・三つ葉・菱形に切った薄焼き卵をのせ、完成だ。
お雑煮やおせち料理の美味しさは、シンプルな味。
ひとつひとつの素材そのものを味わうためのシンプルな味つけは、素材に対する感謝なのだと思う。
またおせち料理は、お正月をゆっくり過ごすための主婦の知恵でもある。昔は三が日に開いているお店がなかったため、保存の意味も大きかった。
でも今は豪華な料理の代名詞のようになってしまって、本来のおせちとはちょっと違うんじゃないかな。伊勢海老からフォアグラまで、何でもありの豪華絢爛なお重を嬉々として買ってくるのは下品じゃなかろうか。そう思うのは私だけか。。
ニュースのインタビューでは、「子どもに見せるため」に伝統のおせちを、ほんの少しずつ盛り合わせたセットを購入する家庭も多いのだとか。これでは伝統の継承など望むべくもない、ただの「お正月ごっこ」になっちゃうしょって、そう思うのも私だけ??
気ぜわしい大晦日に一気に作る私のおせちは、お煮しめ・千種玉子・黒豆・焼豚などで、品数は多くないけれど、あくまでも「素材に対する感謝」と「お正月をゆっくりと過ごす=夕食作りもお正月はお休みする」ためのものであって、間違っても「子ども達に見せる」ためのものではない。子ども達の「えぇ~っ今日もお煮しめ~~」って声が聞こえようとも、お正月とは、そういうものなのだ。
そして、年始の食卓に欠かせないのが、11月に仕込んだ飯寿司。
暮れに一晩かけて水切り(重石ごと流しひっくり返す)して、ようやく食べごろを迎えた。
11月・12月と、気温の高い日が多かったため出来上がりが心配だったけれど、味見をしたらいつもの年と同じ出来具合で一安心。ばんざい!2つの樽のうち、一つはおすそ分けで全部無くなってしまった。でも嬉しい。飯寿司ってそういうものだから。そして、私の飯寿司を楽しみにしていてくれる人が(少しだけど)いるのだから。
残った飯寿司が、お正月の間の食卓には欠かせない。
出来上がりまでに40日… 長い道のりはこの日のため。手前味噌だけどとっても美味しい!
まだまだ当分は、飯寿司のある食卓。
うふふ!
ではでは皆さん、今年もどうぞよろしくお願いしますね。
さなえ
www.wakka.biz/nidomu/
※写真は昨夜の夕食の風景。おせちとは関係ないもの(ミチト・れんこん団子・サラダ・ごはんなど)がいっぱい写ってるけど。