山菜のベスト3はなに?という話で盛り上がった。
私のベスト3は何だろう…
やっぱり何といっても行者ニンニクは外せない。
それと、採るのが簡単で食べるのも簡単で、美味しくって大好きなクレソンも。
あとはやっぱりヤチブキでしょう!
そんな話をしていたら、にわかにヤチブキが食べたくなってきた。
今年は暖かいし、そろそろいつもの湿地にヤチブキが出ている頃かもしれない!
というわけで、思い立ったが吉日、すぐに長靴を履いて行ってみた。
やんじいの講演会の翌日のことだ。
庭にキャンピングカーを止めてお泊りしていたやんじいとABOさんも一緒に。
車で2分、すぐ近くの湿地。
ヤナギの木からは、かわいらしい芽が飛び出していて、足元にはたくさんの福寿草。
空は快晴でぽかぽかと暖かく、山菜採りにはもってこいの日。
久しぶりに来た湿地は、以前と同じように、小さな川がさらさらと流れ、気持ちのいい空間だった。
川の中には、クレソンがぎっしり。
にどむの里の池よりも成長が早く、量もたっぷりあったので、お昼の一品に加えることにした。
そして、クレソンのそばには、かわいらしいヤチブキがいっぱい。
まだ小さなものが多かったけれど、中には黄色い花が咲いているものもあって、私たちを喜ばせてくれた。
ヤチブキは、春の花として有名な「エゾノリュウキンカ」の別名。
小さなフキのようなハート形のかわいい葉っぱと茎を頂く。このあたりでは、あまり採る人はいないようだけど、私は大好きだ。
採ってきた山菜は、この日のお昼ご飯。 クレソンは、半分をさっと湯がいて、かつおぶしとお醤油でおひたしに。
残りの半分は、レタスと一緒に大皿に盛り、サラダに。
サラダにかけるドレッシングは、にんにくドレッシング。手作りの山ぶどうビネガーにすりおろしたニンニクをたっぷり加え、オリーブ油と塩・コショウで味つけした、やみつきドレッシング。 ヤチブキは、たっぷりのお湯で茹で、冷水に取る。
よく水分を絞り、手作りのマヨネーズと、それから芥子をたっぷり。この日は粉芥子が切れていたので、マスタードを使う。あと、本当はベビーホタテを茹でて細かくほぐしたものを入れると最高なんだけど…この日はこれも無かったので、省略。 半袖でも平気なくらい暖かい日だったから、デッキの上でお昼ご飯。
お釜で炊いたご飯をおむすびにして、ゆで卵も添えたら、春ご飯の出来上がり☆
心もカラダも喜ぶ、幸せ春ご飯だった。
さなえ
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2009年4月15日水曜日
幸せ春ごはん
2009年4月13日月曜日
やんじいが来た。…9800キロの旅の報告
すっかり雪も消えたにどむの里。
昨日はステキな講演会とミニコンサートが開かれた。
題して、「やんじいが見た!日本の今9800kmの旅」
"やんじい"こと、山口さんは、国内における災害ボランティアの草分け的存在の方。各地で災害がおきると、炊き出し機材一式を車に積んで真っ先に現地入りする。
やんじいの「レスキューキッチン」は、30分で100人分のお米が炊ける優れもの。これで被災した方たちの朝昼晩の食事を賄う。
当別にあるやんじいの拠点(キッチンウェアーバンク)は、廃校を譲り受けた大きな建物。ここには倒産した企業や、廃業するホテルやレストランなどから譲り受けた鍋・食器を始めとするキッチン用品、イスやテーブル、ベッド、毛布、布団、冷蔵庫から洗濯機、テレビに至るまで、たくさんの物資がぎっしりと置かれている。
たくさんの物資は、福祉施設や地域レストラン、留学生など、これらを必要としているたくさんの人に、やんじいから無償で提供されている。
こんなやんじいは、冬の間は全国各地を愛車のバスで旅して回り、講演活動を続けてきた。
春になって北海道へ戻ってきたやんじいが、旅の報告をしてくれるというので、私たちも楽しみにしていたのが今回の講演。
各地を旅してきたやんじいだけど、今年の冬の旅は、いつもと違った様子。
「派遣切り」の話題はニュースではよく聞いていたけれど、道外の深刻な様子は、やはりテレビでは分からない。
たくさんの派遣労働者が「派遣切り」にあったわけだけど、真っ先に解雇されたのが外国人労働者達であることは、あまり報道されていない。
群馬県の太田市では、市の人口のなんと18%がブラジル人。ここでは、学校に持っていくお弁当がない子ども達、家を追い出されて車の中で寝泊りする家族など、たくさんの困窮したブラジル人が暮らしている。
やんじいが今回行ったのは、「フードバンク」を作る活動。
フードバンクというのは、賞味期限や品質には問題がないのに、製造工程で出来たわずかな缶のへこみや、包装容器への印刷のずれなどで、今まで廃棄されていた食料を、必要とされている人たちへ無償で渡す活動のこと。
一方では大量の廃棄食品が出るのに、一方では今日食べるものがない。
当別で続けてきたキッチンウェアーバンクも、一方では要らなくなって捨てられる物資があるのに、一方ではそれを買うお金がなく困っている人たちがいる。
やんじいは、自分のことを「つなぎすと」だと言った。
人と人、余っている物資や人材を必要な人へ、繋ぐ役割が必要なのだと。
講演会、というにはかなり小ぢんまりとした「報告会」だったけれど、集まってくれた人は皆真剣な面持ちで、やんじいのお話に耳を傾けていた。
お話の後には、これまた楽しみにしていたABOさんのディジュリドゥ演奏会。
ディジュリドゥ(ディジュ)は、オーストラリアの先住民、アボリジニの伝統的な民族楽器。
写真を見て、ただの筒と思うなかれ。ただの筒だけど、人を楽器にしてくれる不思議な筒… 筒から奏でられる音が身体の奥に沁みるような、不思議なひとときだった。 やんじいの旅するバス
クリスタルボール&口琴とのセッション
ちいさなショップコーナーはそもくやさん
ライブが終わった後は、参加してくれた皆さんも、クリスタルボールを演奏してみたり、ディジュリドゥの体験をしてみたりとなかなかに楽しいひととき。
忙しい中、にどむの里に駆けつけてくれた参加者のみなさん、そしてもちろんやんじいとABOさん、ショップを出してくれたそもくやさん、本当にありがとうございました!!
またこんな小さなお話会やコンサートが出来たらいいな。
さなえ
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2009年4月4日土曜日
産まないニワトリのその後
一足飛びに、春が来ている。
昨日は雪に覆われていた花畑が、今日はすっかり土になっていて、この間までツボ足(=長靴)では歩けなかった雪原が、ふと気がつくと普通の靴でも行けるようになっている。
一足ごとに、ではない。一足飛びに、やってくる春の足音は、北国に暮らす私には格別の喜び。
家の前も、ほら、ね!
3歳の次男は、今日から新しいクラス。お部屋も先生も替わって、新しいお友達も増えて、ドキドキしながら登園していった。
私は今日、今年初めてのフキノトウを見つけた。
暖かくなる少し前から、ニワトリ達が卵を産み始めた。
何が原因だったのかと聞かれると、・・・愛情??
はっきりしたことは言えないが、産床のワラをいつもふかふかにしておいてあげることと、小屋をなるべくきれいに保つこと、あと、ありがとうって声をかけること、かな。
とにかく、産むようになった。
しかし、今まで産まなかった分を取り戻すように、一日に2個も産んじゃう子がいる。
だから我が家は今、ちょっとした卵洪水。
でも卵がいつでもたっぷりある。ありがたい。ありがとう、ニワトリさん!
多すぎる卵は買ってもらうだけでなく、日ごろお世話になっている方々におすそわけして、おすそわけをすると「これ持ってって~」と物々交換になることもある。だからニワトリは私たちに卵だけじゃなく、人とのつながりも分けてくれる。
先日、いつもお世話になっている車やさんに、車の修理のお願いに行った。
すると、車のことなら何でも知っている頼れる工場長が、いつものようにいたずらっ子の顔をして近づいてくると、
「木名瀬さんとこさ、ニワトリ飼ってるよね。冬の間どしてんの?」と聞いた。
ニワトリは冬の間は「冬用の小屋」で飼ってるけど、えーどうしてそんなこと聞くの、工場長!
はてなマークの私に、
「オレさ、今ウコッケイ、飼ってんの。いっぱいいるんだワ」
「えぇ~~っ!」
工場長とはもう10年以上ものつきあいだけど、ニワトリに興味があるとはついぞ知らなかった。工場長の家は、「ヤマ」の我が家とは違って住宅街だし…。
それから車やさんに行くたび、ニワトリ談義に花が咲く。
工場長は、F1のニワトリは嫌だからと、名古屋コーチンの卵を40個仕入れ、孵卵器で温めている。もうすぐヒヨコになりそうだという。ウコッケイも春になったらどこかで車庫を調達してきて、広い小屋にしてやるんだと張り切っている。
ニワトリたちの話をしている時の工場長は、満面の笑顔でなかなかにかわいい。
ウコッケイの雄を分けてくれるというので、近々工場長の家を訪ねてみることになっている。
楽しみ、楽しみ!
そうそう、写真のデッキの上に何やら出来始めているのが分かりますか~?
久しぶりにトンカンと響く工事の音も春らしい、にどむの里。
何が出来ているのか気になる方は、がってんブログもCHECK☆
さなえ
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