2009年4月13日月曜日

やんじいが来た。…9800キロの旅の報告

0904131
すっかり雪も消えたにどむの里。
昨日はステキな講演会とミニコンサートが開かれた。

題して、「やんじいが見た!日本の今9800kmの旅」

"やんじい"こと、山口さんは、国内における災害ボランティアの草分け的存在の方。各地で災害がおきると、炊き出し機材一式を車に積んで真っ先に現地入りする。
やんじいの「レスキューキッチン」は、30分で100人分のお米が炊ける優れもの。これで被災した方たちの朝昼晩の食事を賄う。

当別にあるやんじいの拠点(キッチンウェアーバンク)は、廃校を譲り受けた大きな建物。ここには倒産した企業や、廃業するホテルやレストランなどから譲り受けた鍋・食器を始めとするキッチン用品、イスやテーブル、ベッド、毛布、布団、冷蔵庫から洗濯機、テレビに至るまで、たくさんの物資がぎっしりと置かれている。

たくさんの物資は、福祉施設や地域レストラン、留学生など、これらを必要としているたくさんの人に、やんじいから無償で提供されている。

こんなやんじいは、冬の間は全国各地を愛車のバスで旅して回り、講演活動を続けてきた。
春になって北海道へ戻ってきたやんじいが、旅の報告をしてくれるというので、私たちも楽しみにしていたのが今回の講演。


各地を旅してきたやんじいだけど、今年の冬の旅は、いつもと違った様子。
「派遣切り」の話題はニュースではよく聞いていたけれど、道外の深刻な様子は、やはりテレビでは分からない。

たくさんの派遣労働者が「派遣切り」にあったわけだけど、真っ先に解雇されたのが外国人労働者達であることは、あまり報道されていない。
群馬県の太田市では、市の人口のなんと18%がブラジル人。ここでは、学校に持っていくお弁当がない子ども達、家を追い出されて車の中で寝泊りする家族など、たくさんの困窮したブラジル人が暮らしている。

やんじいが今回行ったのは、「フードバンク」を作る活動。
フードバンクというのは、賞味期限や品質には問題がないのに、製造工程で出来たわずかな缶のへこみや、包装容器への印刷のずれなどで、今まで廃棄されていた食料を、必要とされている人たちへ無償で渡す活動のこと。

一方では大量の廃棄食品が出るのに、一方では今日食べるものがない。

当別で続けてきたキッチンウェアーバンクも、一方では要らなくなって捨てられる物資があるのに、一方ではそれを買うお金がなく困っている人たちがいる。

やんじいは、自分のことを「つなぎすと」だと言った。
人と人、余っている物資や人材を必要な人へ、繋ぐ役割が必要なのだと。

講演会、というにはかなり小ぢんまりとした「報告会」だったけれど、集まってくれた人は皆真剣な面持ちで、やんじいのお話に耳を傾けていた。

お話の後には、これまた楽しみにしていたABOさんのディジュリドゥ演奏会。
ディジュリドゥ(ディジュ)は、オーストラリアの先住民、アボリジニの伝統的な民族楽器。
写真を見て、ただの筒と思うなかれ。ただの筒だけど、人を楽器にしてくれる不思議な筒… 筒から奏でられる音が身体の奥に沁みるような、不思議なひとときだった。

0904134_2 やんじいの旅するバス
0904133 クリスタルボール&口琴とのセッション
0904132 ちいさなショップコーナーはそもくやさん

ライブが終わった後は、参加してくれた皆さんも、クリスタルボールを演奏してみたり、ディジュリドゥの体験をしてみたりとなかなかに楽しいひととき。

忙しい中、にどむの里に駆けつけてくれた参加者のみなさん、そしてもちろんやんじいとABOさん、ショップを出してくれたそもくやさん、本当にありがとうございました!!

またこんな小さなお話会やコンサートが出来たらいいな。

さなえ
www.wakka.biz/nidomu/



2 件のコメント:

  1. やんじいのお話、本当によかったですよね。
    いろんなことを深く考えさせられました。
    私にできることはなんだろう・・・とも。
    ��゙ィジュとクリスタルボウルの演奏も沁みましたね。
    そもくやの初出店もさせていただいて、
    ありがとうございました!
    また、このような機会があるといいなぁ。

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  2. Haruちゃん、コメントありがとう!
    すごくこじんまりしていたけれど、いいお話が聞けてよかったです。
    今度お店にも行きますね☆

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