日々緑の濃くなる6月の大地。
先週の日曜日、さんさんと照りつける見事なまでのお祭り日和、そして笑顔・笑顔・笑顔に恵まれて、『虹のわマーケット』は無事に終了!
ねえねえ、フリーマーケットやらない?
そんな一言から始まった小さな一歩だったけれど、出店してくれた皆さん、そして来場の皆さんおかげでこの上なく楽しいステキな一日だったなぁ。
そしてもちろん、辻谷商店のKatzさん、ayaちゃん、わっかメンバーにSpecial Thanks!
今回のマーケットは、出店料の半額を寄付に回すスタイル。
お祭りの名前にもなった「虹のわ」は、このお祭りが虹の架け橋になるように願いを込めてつけられたもの。ステキなつながりの輪が生まれることを願って、明るい未来のために頑張る活動を知ってもらうこと、これもお祭りの目的の一つだったのでした。
小さなブースは、木陰の気持ちのいいポジションで、人だかりというものは無かったけれど、訪れる人がパネルを眺めたり、そっと寄付を入れてくれる人がいたり、何も入れなくてもそれぞれが心の中に小さな想いを確認したりする場になっていたように思う。
けれどどんなに楽しいこと、ステキなこと、意義のあることをやっていても、そこに子ども達の笑顔が無かったらやっている意味がないじゃないか。
いかに子ども達を泣かせずに、共に楽しめる空間を作るか。そこが今回のお祭りを企画した母ちゃん達の悩みの種でもあったのです。 そこで登場したのが、昔懐かしい紙芝居屋さん。
プロの紙芝居屋さんという方は、残念ながら存じ上げなかったので、わっかの隣人で友人、声優でデザイナーで元劇団員のトシさんに紙芝居屋さんをお願いし、昔懐かしい自転車で登場頂いた。
そしてやっぱり紙芝居といえば『黄金バット』でしょう!
そんな話で盛り上がったのだけれど…、黄金バットは高かった。
1作が1万円以上もする。いくらお祭りとは言え、買えるわけないのだった。
仕方がないので、代わりのものを探す。そして図書館の方に尽力頂いてお借りしたのが『とまがしま』などの落語シリーズと、『くろずみ小太郎旅日記』シリーズ。
この紙芝居、今回は5作読んで頂いたのだけれど、やっぱりプロが読むと全然違う!
お母さんが膝に子どもを乗せて読んであげるものとは全然違う種類の、何度も練習を重ねて舞台で演じる小さな劇、お芝居だったのですね。
集まった子ども達は、水あめでべとべとになった口をぬぐいながら、食い入るように真剣に舞台を見つめていた。そして、もちろん大人たちも夢中になって。
ありがとう、トシさん。 紙芝居と平行して行われたのが、かまどで作る野菜たっぷりの『かまどカレー』ワークショップ。
外で、薪を使って料理をする。
私たちにはとても馴染み深いことであっても、マンションで暮らす町暮らしの人にとっては、かなり非日常な行為であると思う。
でも、だからこその『かまどカレー』。
火というものは、コンロをひねって出すものだけじゃない。薪の火を扱えることは、生きる力が向上すること。災害にも役に立つ。
そんなことを子ども達にも、そしてかつて子ども達だった人にも、ちょっぴり伝えたくて…。言わなかったのですけれども、ね。
楽しむだけじゃないお祭り。だけど、心の底から楽しんだお祭り。終わった後の毎日にも、LOVEとPEACEが満ちている。
ありがとう!
さなえ
www.wakka.biz/nidomu/
2010年6月23日水曜日
つながる輪
2010年6月2日水曜日
自然から頂くもの
桜が散り始め、どこもかしこも一面タンポポの北の大地。
畑の野菜たちは、特に露地のものは、植えつけたはいいけれど、しーんと音もなく静まり返っているようなそんな中で、雑草たちのたくましさは何だろう。
わずかな光も逃すまい、水分はしっかりと蓄えて、流れ出てくる養分は一滴残さず自分のものとする、そんな力強さ。耳をすませば、快晴の空の下で草がすくすく伸びている音が聞こえる…ような気がする。
雑草、雑草というけれど、きっと彼らにも名前がある。
でも私に分かるものと言ったら、アカザやハコベ、ギシギシ、それから触ると痛いイラクサくらいで、後はまだ「名もなき草たち」。 そうそう畑の脇には、これでもかというほどヨモギが密集している。
ヨモギだって春の味には違いない。そういえばヨモギはあんまり料理したことがなかったっけ… そう思い、昨日はヨモギを摘んでみた。
若芽の美味しそうなところを選んで。
春らしい草の香りがふわりと漂って、それだけで何だか嬉しい。
上新粉を蒸して、すりこぎで搗いて、さっと茹でたヨモギを一緒に混ぜて捏ねると、草餅の出来上がり。たくさん作って常備している小豆餡をたっぷり乗せておやつにしてみた。
自然から頂くものは、何より安心感があって嬉しい。
ところで、このところいつもの「搾りたて牛乳」が入手困難だ。
欲しくなった時に、近所の酪農家さんの牛舎に瓶をぶらさげて買いに行っていたのだけれど、口蹄疫がこれだけ宮崎に広まっているので、九州からのゲストもよく来るわっかとしては、自主的に牛舎への立ち入りを「自粛」している。
牛乳は、「自然から頂くもの」だろうか。
いや、ちょっと違うなと思う。
牛乳を摂取するのは身体に良くない、最近はそんなことをよく耳にする。
それが間違っているとも思わないけれど、全面的に正しいかというと、それもちょっと違う気がする。
けれど、なるべく牛に負担をかけないようにしながら、大事に名前をつけた一頭一頭を育てて、365日牛のことを考えて暮らしている酪農家のAさんから分けて頂く牛乳は、やっぱり自然からの恵みに違いない。
家の裏に立てかけてあるシイタケのほだ木に、今年の春はシイタケが鈴なりだ。
タイヤ温室で育てたほうれん草は、早く収穫しないととう立ちしそう。
今日の夕食は、シイタケとほうれん草、手作りハムを、自家製の卵とたっぷりの牛乳で焼いた野菜のキッシュ。
スーパーで買った牛乳、というのがちょっぴり残念だけど…
早く口蹄疫がおさまって、牛と人の営みが少し前に戻ってくれることを祈ります。
さなえ
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