2009年11月17日火曜日

じゃがいもの町

一面の雪景色も雨でまた融け、静かな11月のにどむの里。
枯草ばかりが目につく11月は、「何もない季節」と言われる。カヌー屋さんも店じまい、雪はまだ降っていない。確かに何もないと言われればそうかもしれない。

けれど、11月は静か。
とっても静か。
この静かな11月が、好きなんだなぁ~。

さて11月に入って最初の土曜日に、公民館で「じゃがいもフェア」が開かれた。
簡単に説明すると、じゃがいものことをよく知ろう!という催し。
私も企画者の一人として、春からいろいろ準備に奔走してきた。

フェアと言っても、よくある食べて飲んで騒ぐ「収穫祭」とは、ちと違う。
じゃがいもスペシャリストの講演や、じゃがいもの品種ごとの食べ比べ、それからホテルシェフによる料理教室など、じゃがいもファン垂涎の(?)、イモ尽くしdayなのだ。

当日は、予想を上回るたくさんの方に来場して頂き、私も朝から試食用のじゃがいもを、洗ったり切ったり蒸したり、大忙し。とにかく、あんなにたくさんの品種を食べ比べたのは初めてだった。

じゃがいも、と一口に言っても、たくさんの品種がある。
有名なのは男爵とメークインだけど、ここ、弟子屈町でいちばんたくさん作られているのは、「コナフブキ」という品種だ。
読んで字の如し、これはでん粉(片栗粉)原料用として栽培されている。
それからポテトチップス用の「トヨシロ」も多い。畑から、湖池屋に直行しているじゃがいもなので、私たちが目にすることは滅多にない。

生食用(私たちの目にするもの)でも、メークイン、紅丸、ワセシロ、北海小金、レッドムーン、とうや、インカのめざめ、北あかりなど、たくさんの品種が栽培されている。
ちなみに試食会で人気があったのは、インカのめざめ、レッドムーンの2品種だった。
どちらも、実が黄色くて、ほくほくと栗のように甘くて美味しい。

じゃがいもは、寒暖の差が激しい冷涼な地を好む。
有名な富良野や道南のじゃがいもも美味しいけれど、弟子屈町はもっと環境が厳しい。だから、じゃがいもも美味しい。

ところで、じゃがいもの美味しい季節はいつでしょう?
新ジャガの季節!って答えそうだけれど、じゃがいもだって、やっぱり寝かせた方がより美味しい。
一冬じっくりとムロの中に寝かされ、よーく熟成したじゃがいもは、甘くてほくほく!
じゃがいもの旬は、まだまだこれからなのです。

091116 昨夜は、久しぶりにじゃがいもニョッキ。
茹でたじゃがいもと、卵と、地粉をこねて作るニョッキは、手軽に作れるごちそう。
コトコト煮込んだトマトのソースに、チーズをたっぷり入れて…。

寒い冬に、いっぱい食べたいじゃがいも料理。
皆さんも、一緒にどうぞ!

さなえ
www.wakka.biz/nidomu/



2009年11月5日木曜日

自家製ハムの作り方

091105 11月に入り、季節はあっという間に初冬へ。
一昨日は初雪も降った。池の水も凍って、おまけに井戸からひいているパイプの水が凍って水が出なくなったりと、鼻水をすすりながらの一日となった。
まだまだ身体は秋モードなのに、季節の移ろいの早さに焦ってしまうのが11月ですね!

さてこのところ、私がすっかりはまってしまっているのが、ハム作り。

ツアーでも使うベーコンは、いつも作り置きして切らしたことがないけれど、ハムは今までに一度も作ったことがなかった。
しかし、4歳になったばかりの次男は、ポニョと同じで大のハム好き。それでも、市販のハムにはたくさんの添加物が入っているのだから、なるべくハムは買いたくない。

何となく難しそう…と敬遠していたハム作りだけど、「ハムもどき」でも出来たら上等と作り方を調べてみたら、あらら、意外と簡単そう!

肉を一週間塩漬けにして、塩抜きした後、燻製。ここまではベーコンと一緒だけど、ハムはこの先に「茹でる」作業があるのが違うところ。

<自家製ハム>
材料:豚肉1キロ 塩50g コショウ・香辛料(お好みで)5g 砂糖10g
作り方:
①フォークで突いた豚肉に、塩・コショウ・香辛料・砂糖をよくすりこむ。
②ビニールにくるみ、冷蔵庫で1週間寝かせる。
③流水で1時間30分ほど、塩抜きする。
④燻製30分 …私は鍋の底にチップ&砂糖を敷いて、ガスレンジで燻製します。
⑤70~80℃のお湯で1時間、茹でる。

いろいろ試行錯誤した結果のレシピ。
スライスして、うっすらピンク色の香り豊かなハムになっていたら、大成功!

こんなふうにして出来上がった自家製ハムは、薫り豊かで美味しくて、市販品とは全く違う。何より、添加物を全く使っていないし、地元産の豚肉を使って作ることができるのも嬉しい。
それと、ここだけの話だけど、とっても安くできる。
売られているハムは「ロースハム」が多いけれど、私のはもっと安いモモ肉使用の「モモハム」だから。

作業手順が多いので面倒くさそうと思うかもしれないけれど、やってみれば意外と簡単で、ちょっと面倒な「70℃で1時間茹でる」のも、保温鍋があれば簡単だけど、持っていなくても鍋を保温する工夫さえあれば、手持ちの調理器具を使って何とかなる。

それなのに…
それなのに…

次男坊は、「保育園で食べてるやつがいい。ピンクのやつ」

え~っなんでぇ~!母がっくり。
でもめげずに、今日もハム作りに励むのだ。

さなえ
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