2011年11月5日土曜日

自家製キムチ

すっかりと葉が落ちて、釧路川の畔は晩秋の装い。
透明度の増した空気は、どこまでも美しいのだけれど、触るとはらりと壊れてしまいそうな儚さが、近づく冬を告げているかのよう。

ぐんぐんと日も短くなって、短くなった光に追われるように一日が過ぎていくこの頃。
先日久しぶりに近所のホームセンターを覗くと、中はじんわりと暖房が効き、品揃えは一気に冬モードになっていた。
ホッカイロ、冬用ワイパー、雪囲いの筵、暖かい靴下、ストーブの部品などコマゴマとよく気がつくように並べられた冬用品の数々、それからもちろん、どーんと設けられた漬物コーナー。

1斗樽から4斗樽まで、さまざまな大きさの丸や四角の漬物樽に加え、それぞれの樽に合うお漬物袋、そしてこれまたさまざまなサイズの漬物石、漬物の材料の塩だの麹だの昆布だの粕だのスルメだのがぎっしりと、いちばん目立つ入り口に山積みになっている。
これ、これ。冬支度といえば、漬物作り。それが北国のかあちゃんたちなのよ。

去年は、ニシン漬けも飯寿司も、気温の下がり過ぎないうちに暦通り漬けたら、どうもうまくいかなかった…。こんなに漬物に失敗した年は初めてだった。だから今年はうんと気温が下がってから漬けよう。そう思ってはいるのだけれど、やっぱり山と積まれた漬物用品を見ると気持ちは焦る。

そこで、今年は手始めにキムチを漬けることにした。
まずは畑にぽつんと残されていた白菜を、全部収穫。するとあらあら!キムチを漬けるのにちょうどいい量!

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収穫した白菜は、全てよく洗い、4等分に裂いた後、塩漬けに。

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2日経って、よく漬かった白菜をザルに並べて水切りする。
1日くらい置いて、よくよく水が切れた頃が漬け時。

キムチのたれは、買ってきたものよりも断然手作りが美味しい。
鰹ダシに上新粉を加え、火にかけた糊状のベースに、韓国唐辛子、すりゴマ、りんご、大根、玉ねぎ、しょうが、ニンニク、ごま油、ナンプラー、自家製イカ塩辛などをたっぷり入れていく。味見をしながら、あれこれ少しずつ足していくのがなんといっても楽しい。
最後に、軽く塩もみした大根と人参の細切りと、ニラをどっさり加えて混ぜると、自家製キムチタレの完成!

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これを、白菜に丁寧に塗りこみ、まるめて容器に並べていく。
白菜の切れ端にタレをつけてもぐもぐしながらキムチを漬けていると、通りかかったスタッフのクラちゃんがしみじみ言う。
「何が安心って、保存食がたっぷりあるほど安心することないですね」
そうなのそうなの。

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北国はこれから寒くて厳しい季節がまた巡ってくる。
畑もすっかり凍りついて、春まで白い世界が続くけれど、保存食があれば安心。

大好きな漬物の季節は、始まったばかりです。

さなえ
www.wakka.biz


・・・しまった。。キムチは美味しすぎてすぐ無くなりそう。全然保存食じゃなかった!



2 件のコメント:

  1. フジワラトシカズ2011年11月7日 8:40

    「全然保存食じゃなかった!」ワ〜ハッハッハと大笑い!
    美味しかったよ〜 
    ありゃ、すぐ無くなるわいな〜 うはは!

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  2. キムチのたれはいっぱい作って半分冷凍しておきました(予想外にものすごい量が出来てしまったので…)。我が家の畑の白菜はもう無いけれど、どこかで白菜だけ入手できれば、第2弾が作れそう!
    また食べに来てくださいね~^^

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