季節はあっという間にめぐり、春から夏へと変わった・・・ん?そんなはずないっしょ。でも先日はそう言いたくなるほど、暑い日だった。
しかし!今日は雪が降っている。道東につきものの春の雪。いつもの年より2週間も早く咲き始めた桜たちも、きっと「失敗した…」と思っているに違いない。
春といえば山菜。
山菜の王様といえばギョウジャニンニク。
ニラと葱とニンニクを足したような強烈な匂いのこの山菜は、焼いてよし、煮てよし、揚げてよし、餃子に入れてよし、とにかくいくらあっても嬉しい春の味。
何かと忙しくってついつい時期を逃してしまう山菜も多いけれど、ギョウジャニンニクだけは外せない。
ぽかぽか陽気の先週、近所を散歩しながら子ども達とギョウジャニンニクを採ってきた。
最近見つけたばかりの「ギョウジャ畑」。ナイフを持たせてもらった長男は嬉しくて大喜び。小さな次男は、自分もナイフを持ちたくて半べそ。静かな原野はひととき、子ども達の声で賑やかだった。
山菜にも採り方のルールがあって、やっぱり基本は採りすぎないこと。
アイヌの人たちは何代も採り続けられるよう、決して根絶やしにしなかった。
そんな採り方の基本も子ども達に教えてあげなくちゃ!そう思っていたけれど… どの群落も細いものの方が多かったから、子ども達も自然とそんな細いものには手を出さず、教える機会には恵まれなかった。(残念) さてさて楽しみの夕食。
あまり多くはない収穫を皆で楽しめるよう、初めて「ギョウジャニンニク天ぷら」にしてみた。越冬したほくほくのジャガイモと人参も一緒に…。それとやっぱり食べたい「バター炒め」。生のままのギョウジャニンニクを、バターで炒めて塩コショウ。炒めてちょびっとになってしまったけれど、大事に皆で一口ずつ。皆で採ってきた春の味なんだから、そりゃ嬉しい嬉しい!
駆け足の春。
そろそろ平地のギョウジャニンニクは葉っぱが開いて大きくなってしまった。
山はまだあるらしい。
あと何回採りに行けるか、カレンダーとにらめっこ。
ギョウジャニンニクの保存は冷凍に限ると思っていたけれど、乾燥にする方法もあるのだと、地元のばーちゃんに教わった。花が咲くくらい育った茎のしっかりしたギョウジャニンニクを、刻んで天日で乾燥させると何年も持つのだそう。
やってみたい…
でもその前に採りに行かなくちゃ…
さなえ
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2008年5月9日金曜日
ギョウジャニンニク
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