草木が青々と茂る7月の北の大地。
目に映る景色はどこまでもグリーン一色で、緑のパワーに身体中の力がみなぎってくるのが感じられるような、そんな初夏のにどむの里。
少しずつ増えてきたレンタカーが行きかう国道の脇には、巨大な葉っぱのフキがわっさわっさと茂っている。
本州から来るゲストはこの風景に驚かれることが多く、「これってフキですよね?食べられるんですか??」と質問されることも度々。
でも、残念…
道路傍のは茎が赤くて、食べられなくはないけれど「オカブキ」とか「赤蕗」とか呼ばれて、あまり美味しくは無い。
本当に「いい蕗」は、きれいな水が流れているところに…川の側とかに…生えている、茎の青い「青蕗」。鎌で刈り取ると、さーっと水が流れて落ちるようなのが最高級とされている。
そして6月下旬は、この蕗の収穫シーズン!
雨が上がったばかりの先週、蕗を採りに近所をドライブ。
滅多に人の入らない川沿いの道で、包丁片手にぶらぶら歩く。
成長した蕗は私の背よりも高く、蕗刈りをしていると、コロポックルになったような気分。
根元を刈り、中を確かめ、虫に食われていなければ葉っぱの部分を落とす。
虫だって美味しい蕗が大好物だから、「虫食い率」は意外と高く、せっかく刈り取っても半分ほどは使えずその場に置いてくることに… 蕗さん、ごめんね。
襲いかかる蚊とも戦いつつ、ばっさばっさと蕗を刈る。
刈り取った蕗はキッチンに運び、まずは鍋に入る大きさにカットしていく。
そして大鍋にぐらぐらと湯を沸かし蕗を茹でていくのだけれど、何しろたくさんの蕗だから、何回にも分けて少しずつ茹でていく。
それで、3回も茹でたら鍋の水は灰汁で真っ黒! これって染め物とかに使えないのかな… ああでも今日は無理だな… などと思いつつ、再び湯を沸かし、寡黙に蕗を茹でる。
茹でた蕗は、はっとするほど鮮やかな美しい翡翠色!写真だとよく分からないと思うけれど、こんな感じ。
それを一本ずつ丁寧に皮を剥いて、カットしていく。
そして、たっぷりのお砂糖を加えて、ひたすら煮込んでいく…
ぐつぐつぐつぐつ、コトコトコトコト…
驚くほどぺっちゃんこに嵩の減った蕗を、最後は飴状の砂糖でからめて、乾燥させた後、グラニュー糖をまぶすと、美味しい蕗菓子の出来上がり☆
3日がかりで出来上がった蕗の砂糖漬(アンゼリカ)は、そのままおやつに食べても、刻んでケーキに入れてもGOOD!香り高い蕗の味がしっかり残っている、私の大好きなお菓子です。
さなえ
www.wakka.biz/nidomu/ 追伸:今回はたくさん作ることができたので、わっかSHOPでも販売しています!
http://www.wakka.biz/shop/fuki.html
無くなったら販売終了ですよ~。
2010年7月7日水曜日
コロポックルからの贈り物
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