2010年12月29日水曜日

鏡餅

たっぷりと雪に包まれたにどむの里。
すっかり、しっかり冬景色。
それにしても、この時期の寒さは格別だ。12月だというのに、今年は既に-20℃を観測している。身体も寒さに慣れていないから堪える。一体「温暖化」というのは、何のことかと思う。

毎年やってくる年の瀬だけれど、今年はちょっと特別。
なぜなら、今年は初めて「鏡餅」を自分たちの手で搗いて迎えることにしたから。

そして今日は12月28日。
古くから、お餅を搗くのはこの日と決められている地域が多い。
末広がりの八のつく日であることや、29日は九(苦)のつく日として嫌われること、あまり遅くに飾るのは「一夜餅」と言って礼を失することになること、などがその理由。

薪ストーブにセットした羽釜に3段積み上げた蒸篭で、6臼分のお米を蒸す。息子の通う保育園で貸して頂いた臼と杵で、ぺったらこ、ぺったらこ、と搗く。
蒸し係、搗き手、手返し係、丸める係、集まった大人9人+小さな子ども達で交代しながらお餅を搗いていくと、自分の家でありながらしみじみといい空間なのだった。

「鏡餅」用には、米の粒がまだ残るくらい固めに搗いたお餅を使う。
食べる用のお餅は、柔らかくよく伸びるように搗きあげる。
なんていばって言うけれど、これは今回初めて知ったことであって、やってみて初めてなるほどなぁと身体に沁み込むことなのであった。

101228

出来上がった6個の鏡餅は氷点下の外で急冷。
整列しているお餅は、どことなく雪だるまのようでもあり、かわいい。

1012282 鏡餅の3臼が終わると、後はこの日に食べる分と、熨して持ち帰る分。
搗きたてのお餅は美味しくて、いくらでも食べられる。
きなこ、あんこ、大根おろし、納豆、黒ゴマ。子ども達も競うように頬張っていた。

窓の外は穏やかな冬晴れ。
お餅つきの後は、皆で外に出て、弓で的当てを楽しんだ。
大人たちは弓道の弓矢を使って、子ども達は柳で作った小さな弓と、葦の矢で。
矢を射るごとに歓声が上がり、男たちは次第に本気に。。
童心に戻って、と言うべきか、狩猟民族の時代まで戻って、と言うべきかは意見が分かれるところだけれど、大人も子どもも楽しい年の瀬の1日となった。

神事、信仰、しきたり、慣わしなどとはほとほと無縁の家庭で育ったけれど、年を重ねるごとに、古くから伝わる物事の良さに気づかされる。
こうして、自分たちの手で搗きあげた鏡餅を古くから伝わる通り12月28日に供えることができたので、きっと良い年を迎えられそうだと思う。

あとは、あとは、家中の大掃除が終われば…。

さなえ
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ところで、ツイッターというものを始めてみました。
やり方が全然分かりません。
でもとりあえず、つぶやくことは出来るようになりました。
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