2011年1月9日日曜日

若水から始まる一年

110101top 新しい年が始まって、もう一週間も経ってしまったのだけど…

あけまして おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、私の2011年は、朝起きて一番に井戸の前まで行き、「若水」を汲むことから始まった。

本当は、水を汲むまでは誰とも話さないのが決まりなのだけど、布団の中で子ども達に話しかけられて、無視するわけにもいかないのでいろいろ話してしまい…ま、そこのところは目をつぶって頂くことにして…。
風の強い朝だったけれど、雪に埋まりつつ井戸の前まで歩いていき、新年のご挨拶をしてから汲ませて頂いた。

元旦の朝に井戸から汲んだ「若水」は邪気を払う力があると言われている。
私たちも順番に頂き、もうすぐ赤ちゃんが産まれる友人にも届け、これでいい一年が過ごせそうな気がした。

個人的にも、この「若水を汲む」ことが一年の始まりであったことは、とても意味がある。

昨年より、この町の今後10年の進む方向を決める「総合計画」の策定審議委員を仰せつかり、今までに何度か町の将来について意見を述べる機会を頂いていた。

難しい10年だと思う。
今8000余人のこの町の住民が、10年後には一体何人になっているのか。
人口減、若者の流出といった過疎化の問題を抱える市町村はいずこにもある。けれど、この町には、豊かな自然環境がまだ残されていて、これを次の世代に残さなくてはならない。それだけは、必ずやらなくてはならない。

しかし、今道内の他市町村では、水源地の森が失われていく事態に直面している。
いずれ世界では水の争奪戦が起こると言われている。先を見越した外国資本が、水源地を買い漁っている。
弟子屈町にとっても、対岸の火事では決してない。

国有林を含む多くの森をかかえる弟子屈町だけど、もちろん「問題」は外資だけではない。
生活苦あるいは資金難から、所有する森を売る人も多い。
外資が森を買うこと、あるいは、民有林を売ること、これらを規制する条例は、今のところ何も無いのだ。

水を守ることは、森を守ること。
森を守ることは、暮らしを守ること。

だから、水を守りたい。
摩周湖、屈斜路湖、釧路川、数え切れないほどの源泉、井戸、湧き水、
ここが「水がめの町」であることは、川づくりを考える活動の中でいやと言うほど思い知らされた。

出来ることは小さなことかもしれないけれど、
少しずつ、少しずつ、
一歩ずつ、一歩ずつ、
前に向かって歩く年にしようと思う。


今年もたくさんの出会いを楽しみに、北の大地から小さな声を発信していきますね。

さなえ
www.wakka.biz/nidomu/
http://twitter.com/sanae_kinase



2 件のコメント:

  1. 近藤です。2011年1月9日 4:33

    明けまして、おめでとうございます。
    今年も宜しくお願い致します。
    今日は、空に彩雲が長い時間在りました。
    今年一年、笑顔がいっぱい咲きますように♪

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  2. 近藤さん!
    あけましておめでとうございます。
    こちらこそ、今年もどうかよろしくお願いします☆
    昨年は近藤さんからステキな時間をたくさん頂きました。私も少しずつ皆さんにお返しできるように、頑張りますね。
    冬の道東も美しいです。一緒に山へ行けたらいいなと思いつつ、またお会いできる日を楽しみにしています!

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